子供の習い事にバレエを選ぶ人も多いと思います。実際に子供の頃にバレエ教室に通っていた!というお母さんも多いのではないでしょうか?
子供の習い事にバレエを検討している方が知っておくべきことをご紹介します!
子供をバレエ教室に通わせるメリット
なぜ子供の習い事にバレエが人気なのでしょうか。それはバレエをすることでたくさんのメリットがあるからです!
①体が柔らかくなる
バレエをすることにより体は確実に今より柔らかくなります。柔軟性は人によって差があり元から身体が硬い場合、最初は少し辛いこともありますが、続けることで柔軟性は高まっていきます。柔軟性が高まると、怪我をしにくくなるなどのメリットがあります。
②体幹が鍛えられる
バレエは片足立ちなど体がぶれていては出来ない動きがたくさんあるため、体幹が鍛えられます。体幹が鍛えられると姿勢が良くなる、重い荷物が持てるようになるなどのメリットがあります。
③人前に立つことに慣れる
バレエ教室に通っていると必ずと言っていいほど発表会があります。発表で舞台に立つことを経験すると、人前に立つということに抵抗や緊張をしにくくなるということも考えられます。
④芸術性が身につく
バレエの練習は音楽のリズムに慣れることから始まります。そのために正確なリズム感を養うことができます。また、バレエには曲に合わせた表現が重要視されるので創造力が高まり、自然と芸術的な感性が身につきやすいです。
バレエ教室の月謝はいくらかかる?
バレエ教室に通わせるとなるとまずは気になるのが月謝です。毎月払うことになるのでずっと払っていけるくらいの料金であるか確認しておくことが大事です。また忘れてはいけないのが入会金です。入会金は入会する際にほとんどの教室で必要となります。その他にも発表会やイベントなどの際にもお金がかかることが多いです。
バレエ教室は大きく分けると3種類に分かれます。どの種類の教室に通うかによって月謝は大きく違ってきます。
①個人のバレエ教室
個人のバレエ教室の場合、自宅から近い場所で通える、近所の友達同士で通えるなどのメリットがあります。
入会金:5,000円~10,000円程度
月謝:週1回で7,000円~10,000円程度
週2回で10,000円~15,000円程度
②バレエ団体の教室
プロのバレリーナを目指したい!という場合には、バレエ団体が付属している教室を選ぶことがお勧めです。設備が整っており本格的な内容のレッスンを受けることができます。しかし、このような教室は繁華街などにあることが多いので交通費や時間もかかります。
入会金:20,000円程度
月謝:週1回で7,000円~10,000円程度
週2回で10,000円~15,000円程度
③カルチャーセンターや、スポーツジムの教室など
カルチャーセンターやスポーツジムの教室では大人数で手軽にレッスンを受けることができるので、厳しいレッスンより楽しんでバレエをしたいという場合にお勧めです。また月謝もバレエ教室に通うよりおとくで、週一回しか行われていないところがほとんどです。しかし、発表会が行われていない場合が多いので事前に確認しておきましょう。
入会金:5,000円程度
月謝:週1回で5,000円程度
バレエを始めるのに必要な物
子供がバレエを始めるのに必要な最低限の物は「レオタード」「バレエシューズ」「タイツ」の3点です。基本的には教室の先生に確認して用意をします。教室によっては必要な物を教室で販売している場合もあります。自分で用意する場合はバレエ用品専門店やネット通販で購入することが一般的となります。
教室によってはスカートのついたレオタードが禁止されていることもあります。黒のレオタードのみなど指定がある場合もあるので、事前の確認が必須です。
シニヨン(お団子)を練習しておこう!
バレエするにあたってシニヨン(お団子)のヘアスタイルが基本となります。レッスン時もシニヨンにしなければいけないという教室もあれば、発表会だけという教室もあります。どちらにしてもシニヨンは必ず必要となります。
シニヨンはコツがいるので、発表会の当日などに焦ったりしないようにあらかじめ練習をしておきましょう。また髪の短い子にはリング型のウィッグを使用することで上手くシニヨンを作ることができます。
子供をバレエ教室に通わせる注意点
子供にバレエ教室に通わせる際に最も重要なのは「子供に合った教室を選ぶこと」です。
バレエを本格的にやりたいのか、友達と一緒にバレエを楽しみたいのかなど子供自身がどのような目的を持っているのかを確認し、それに合った教室を選びましょう。厳しいところでは、日焼けをするのが許されない、家でたくさん練習しないとついていけないなどストレスで日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
また一度入会して教室を変えるとなると入会金もかさみますし、子供としても環境が変わってしまうのでできるだけ同じ教室を長く続ける方が良いでしょう。そのためには、見学や体験レッスンなどに参加して教室の雰囲気を見て、きちんと子供と話し合ったうえで決めることが大事です。