バレエのシニヨン問題。短い前髪は下ろしてもいいの?対処方法はコレ!

バレエのレッスンや発表会などのヘアスタイルと言えば、シニヨンが定番です。

髪の毛をスッキリまとめることで顔が小さく見えるため、より足を長く見せることができ、バレエの美しさを際立たせてくれます。しかし、シニヨンは全ての髪の毛をオールバックで固めなければいけないため、前髪が短いとなかなか上手にまとめることができず、困っている女性もいるのではないでしょうか?

教室によってルールは様々ですが、練習時にも毎回シニヨンでなければいけないという教室もあるため、シニヨンの前髪問題はバレリーナにとって重要なことだと思います。髪の毛の量や長さは人それぞれですので、その分悩みも付きものですよね。

そこで今回は、バレエのシニヨンのとき、短い前髪はどう対処するべきなのか。また、下ろしていても良いのかなどの疑問について解消していきます。

シニヨンのルールは教室に聞くべし

バレエの基本であるシニヨンですが、はじめにシニヨンはバレエ教室によってルールが異なるということを理解しておきましょう。

例えば、

・毎回必ずシニヨンにしなければいけない
・練習時はシニヨンでなくても、髪がまとめてあればOK
・前髪は下ろしても良いが、後ろはシニヨンにしなければいけない

など。

発表会やコンクールなどの場面では、きちんとしたシニヨンを求められることがほとんどですが、普段のレッスン時の髪型については、教室によってルールが異なります。

そのため、前髪を下ろしても良いかどうかについては、教室の講師や先輩生徒に尋ねるのが一番です。前髪が短くても教室のルールで下ろせない場合は、この後前髪をアップさせる対処法をご紹介していきますので、頑張って習得していきましょう。

前髪が短いときの対処法をご紹介!

シニヨンを作るとき、基本的には前髪も全てオールバックにします。

そこでまずは、基本的なシニヨンの作り方を説明します。

①ブラシで髪をとかす
②スタイリングウォーターや水で髪全体を湿らせる
③耳の上あたりでポニーテールを作る
④ジェルをたっぷりつけながらポニーテールを作る

⑤ポニーテールの結び目に髪の毛をぐるぐる巻きつける
⑥シニヨンネットを被せる

⑦ヘアスプレーやワックスで髪の毛が崩れないようにする

髪の毛が長く、前髪も長い人であれば、十分オールバックできるため、上記の手順で簡単にシニヨンを作ることができます。

しかし、前髪が短い場合は、時間が経つと毛が戻り、バレエを踊っている衝撃で髪型が崩れてしまうことがあります。崩れないシニヨンを作るためには、前髪がある人に比べてより強力に髪の毛を固めるのがポイントです。

ということで、前髪の対処方法を3つご紹介していきます。

対処法① コームにジェルを付けて固める

オールバックにする際は、スタイリングウォーターを髪全体に付け、あらかじめ湿らせておきましょう。そして、ジェルを付ける前は、コームしながらオールバックになるよう流れを付けます。

その後、コームにジェル(ウェットタイプ)をたっぷりと付け、前髪の生え際から頭皮に密着するようにときましょう。生え際にもしっかりジェルが付くようにコームするのがポイントです。

対処法② カーラーで前髪に癖を付けておく

前髪が短いせいで、コームしても思い通りにオールバックできない場合もあるでしょう。

そんな時は、カーラーを使うのがおすすめ。

前髪を水などで湿らせてから、前髪をオールバックするようにカーラーを巻き付けます。その後、カーラーを付けたままドライヤーで乾かすことでしっかり前髪に癖が付きます。

あらかじめカーラーで髪の毛を癖付け、コームで髪をとかしやすくなることに加えて、ジェルを付けたあとも前髪がピョンピョン出てくるのを防いでくれます。

対処法③ ピンで前髪を止める

カーラーやジェルをした後、髪の毛が崩れてくるのが心配な方は、前髪が落ちてこないようにピンで固定しておきましょう。髪の毛の色と同じ色を選ぶと目立ちにくくなります。

中には、カチューシャを使って前髪を固定している人もいますが、舞台の光で反射してしまうなどの理由から、使ってはいけない教室もあるようなので覚えておきましょう。

どうしても前髪が落ちてきて手に負えないというは、教室の先生に相談すると良いでしょう。

まとめ

前髪が短い人が悩みやすい、シニヨンの作り方をご紹介しました。髪の毛が長いけど少ない人や、反対に髪の毛が多くまとまりづらい人、前髪が無くてアップが難しい人など。髪型や毛の量は人によって違うため、シニヨンの悩みも多くなりますよね。

しかし、ほんの少しの工夫次第で綺麗なシニヨンを作ることができます。シニヨン作りに行き詰っている方や、どうも上手く出来ないと悩んでいる方は、諦めてはいけません。

ぜひ今回ご紹介した対処方法を参考に、綺麗なシニヨンができるように練習してみてください。

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