バレエを始めたのに痩せないのはなぜ?より効果をアップさせる方法とは

バレリーナはスタイルの良い人が多く女性にとって憧れの存在ですよね。ダイエットのためにバレエを始めたという女性も最近では増えています。しかし、バレエを始めたのに全然痩せない!とお悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?

今回は、バレエをしているのに痩せない原因と解決策をご紹介いたします!

バレエのダイエット効果とは

バレリーナはスタイルの素晴らしさが群を抜いていて憧れますね。

実際にバレエにはダイエット効果があります。まずはバレエによるダイエットはどの様な効果が有るのか知っておいてください。

●基礎代謝がアップ

大人になると背中や腰、それに続いてお尻や足まで身体はどんどんと固くなっていく一方です。しかし、バレエはバーや椅子を支えにして身体に負担がかからない正しい状態で筋を伸ばしていくので大人でも無理なく身体を柔らかくすることができます。

また、体幹を軸に腕や脚を回しながら動かすため普段凝り固まっている肩甲骨や股関節をほぐすことができ、可動域も広がります。バレエによって柔軟性が増すことによって血液や体液の循環が良くなって基礎代謝がアップします。基礎代謝がアップすることで「体内の老廃物の排出をサポートする効果」「むくみを解消する効果」「女性ホルモンの働きを高める効果」が期待できます。また、代謝の良い身体=痩せやすい身体を言うこともできます。

●姿勢が良くなりスタイルがよく見える

現代の女性はスマホやパソコンによる影響で猫背になっている人が急増しています。また姿勢の悪さは腰痛の原因にもなり得ます。

バレエでは鏡で自分の姿を確認しながら、美しい立ち姿をイメージし、姿勢を矯正していきます。最初は意識することが多くて難しいですが、やっていくうちに美しい姿勢が自然と身についていきます。また正しい姿勢が身に着くことでバストやヒップの位置も高くなり、ウエストも引き締まり、スタイルも良く見えます。

どんなにスタイルが良い人でも姿勢が悪ければ台無しになってしまいますよね。それほど“姿勢”は美しさには必要不可欠な要素となります。

●脂肪燃焼効果アップ

正しい姿勢を意識することによって、実は自然に体幹のインナーマッスルが鍛えられているのです。身体の軸となるは体幹であり、その体幹が強くなることによって余分だった力も抜けやすくなります。そうすることでがちがちに固まっていた太ももの筋肉がほぐれて、内側の筋肉が使われるようになったり、足がほっそりとしたり、O脚が改善されたりする効果が有ります。このようにバレエの基本の動きにはインナーマッスルを鍛える動きがたくさんあります。インナーマッスルを鍛えることで、日常生活において消費するカロリーが自然とアップします。

単にバレエをしているだけでは痩せない!

バレエをすることでたくさんのダイエット効果が得られることは事実です。しかし、バレエをしているだけで必ず痩せるわけではありません。バレエをしているのに痩せないという原因はいくつかあります。

●たくさん食べている

よくありがちなのが「バレエをしているからいっぱい食べても大丈夫!」と勘違いをし、ついつい食べ過ぎてしまうことです。バレエを始めたからと言ってどれだけ食べても太らない身体になったわけではありません。バレエを始めた安心感から食べ過ぎてしまい、バレエを始める前より太ってしまったという話もよく耳にします。

●効果をすぐ期待し過ぎている

かなり激しいレッスンをしない限り、バレエですぐにダイエット効果を得られることはまずありません。バレエは長期的に続けていくことに徐々に体が仕上がっていきます。すぐに効果を求めるのではなく、まずは続けてみましょう。

●レッスンの頻度が少ない

大人の女性の場合だと忙しいため、月にたくさんのレッスンを受けることは難しいと思います。当然、レッスンを月2回受けている人とレッスンを月10回受けている人では効果が現れ方は全く違います。特にレッスンの頻度が少ない場合は、すぐに効果を得るには時間がかかってしまいやすいです。こちらも長く続けていくことが大事です。

バレエ+食事管理で効果アップ!

バレエをするだけではなかなかすぐに効果が得ることが難しいです。そこでバレエをすることに合わせて食事法を変えてみるだけで効果はかなりアップしますよ!実はプロのバレリーナも単にバレエのレッスンをしているからスタイルが良いわけではなく、食事管理も徹底しているのです。それほど“バレエ”と“食事”は密接な関係にあります。

●低脂肪・高たんぱくな食材を摂ろう

まずポイントとなるのは、筋肉をつくるための食材です。筋肉の材料と言われているのが、たんぱく質かつ低脂肪な食材です。タンパク質は約20種類ものアミノ酸で構成されていますが、筋肉の合成といった重要な働きを持っています。つまり、筋肉を作るためにはたんぱく質は必要不可欠となります。筋肉をつけることでより痩せやすい身体へと繋がります。

たんぱく質の多い食べ物としてオススメの食材は、「ささみ」「大豆製品」「鳥の胸肉」「赤身の肉」などです。

特に「ささみ」は高たんぱくかつ低脂肪なので筋肉をつける食材としては最適です。

●ビタミン・ミネラルが多い食材を摂ろう

美しいスタイルを求めるには野菜・果物といったビタミンとミネラルを含む食材の摂取は必要です。ビタミンやミネラルは疲労回復や毎日の身体の調子を整えるのに効果が有ります。

ビタミンやミネラルを多く含んだ食材は「温野菜」「牛乳」「大豆製品」などです。

忙しくてなかなかゆっくり摂ることができないといった場合は、「青汁」「野菜ジュース」「スムージー」などに頼るのも一つの方法です。

●炭水化物もしっかり摂ろう

よくダイエットをしている方の食事法としてありがちなのが炭水化物を抜くということです。炭水化物は糖質が多く含まれているので太ってしまうと思われがちです。しかし、バレエをやる上で炭水化物を抜くことはあまりよくありません。

炭水化物を抜いてしまうことによってただの細いだけの身体になってしまいます。

炭水化物はエネルギー源となるのでエネルギーをたくさん消費するバレリーナにとっては欠かせない存在となります。

まとめ

バレエはたしかにダイエット効果があります。しかし、バレエをしているだけで必ず痩せるということではありません。規則正しい生活習慣やバランスのとれた食事管理を並行するからこそ効果は発揮します。また、すぐに効果を求めることはNGです。バレエは続けていくことで初めて身体が仕上がっていきますので、気長にコツコツと続けていくことが大切です。

関連記事

  1. バレエのステップは何種類ある?基本ステップをまとめて紹介

  2. バレエは背中の柔軟が大切!体が硬くなる原因とその対処法は?

  3. バレエの先生は怖い?教室選びで気を付けたい「相性」の話