「趣味でバレエをしていたけど、何かの役に立てたい」
「プロのバレリーナを目指していけど、諦めてしまった」
このように、バレエをしていた経験を何かに活かしたいという時、どのように活用すればいいのか迷うことがあるかもしれません。せっかく身につけた技術を無駄にしたくないと思います。そこで、バレエの経験を活かせる仕事をご紹介します。バレエから離れたくないという方は、必見です。
バレエを活かせることのできる職業とは
バレエの経験を活かせるお仕事は意外にも沢山あります。
今回は、バレエに関係する人気の職業を厳選しました。仕事内容やどのように活かせることができるのかをお伝えしながら、ご紹介していきます。
進路に迷われている方、何か新しいことを始めたい方はぜひご参考ください。
インストラクター
身体を壊したなどの理由でバレエを辞めていない場合、インストラクターになるという道もあります。コンクールの入賞経験があれば強みになり、自分で教室を開くことや、趣味でバレエを始める方を対象としたインストラクターに就ける可能性があります。
さらに、最近では〝バレエストレッチ〟や〝バレエダイエット〟などが美容や健康に良いと、女性から支持されています。バレエをしていたからこそ、筋肉の使い方もよく知っているはず。また、体の使い方はダンス以外にも、ピラティスやヨガにも活かすことができます。インストラクターといっても多岐にわたるので、もしバレエを踊り続けたいならおすすめの仕事です。
整体師や理学療法士
バレエは体を酷使することもあるため、整骨院や整形外科に通うことが多いです。
バレエ経験があることで、バレリーナにあったトレーニングが考えやすく、頑張っているダンサーを支えることができます。バレエ専門の整骨院もあるので、ぜひチェックしてください。理学療法士に関しては国家資格が必要になりますが、1度取得すれば手に職がつき、一生役立ちます。収入も安定しているので、経済的に困ることはありません。
バレエ用品店
シューズやタイツ、レオタード、衣装などを販売・レンタルするお店で働き、バレエを習う方のために陰から支えることができます。バレエを経験しているからこそ、商品開発にも携われる可能性があります。バレエをしていた時に、「こんな商品があれば…」と思ったことがある方は向いているかもしれません。
バレエ雑誌の編集者
バレエをしていた時に愛読していた方も多いかもしれないバレエ雑誌。
雑誌を読んでいたことで、刺激を受けることや心躍ることがあったかもしれません。その感情を今頑張っているバレリーナ達に、あなたから届ける素敵なお仕事です。
バレエをしていた経験があれば、アイデアが思い浮かびやすく、記事の制作もしやすいと思います。躍る仕事ではありませんが、十分バレエに関わることができます。有名バレエダンサーの取材など、普通ではできないことを挑戦できることもあります。
バレエをしていた方なら、とてもやりがいのある仕事になるのでおすすめです。
テーマパークダンサー
バレエはダンスの基本になります。そのため、テーマパークダンサーではバレエができる人ほど有利になります。幅広いジャンルのダンスが出来る方がなお良いですが、なかでも体や筋肉の使い方を1番意識できるバレエは必須とされています。バレエ専門で踊る訳ではありませんが、テーマパークダンサーは見てくれる方々に夢を与える素敵なお仕事です。
衣装や舞台の制作
裏方の世界は地味で大変なイメージがあるかもしれませんが、とてもやりがいのある仕事です。バレリーナ達が踊る舞台が成り立っているのは、舞台や衣装を準備してくれる人たちがいるからこそ。高い知識が必要になるため、専門学校に通わなければいけませんが、大きな舞台を作り上げる達成感は他の仕事にはないやりがいです。
バレエ劇場やバレエ団での事務や営業
受付や営業・営業事務、企画制作など、バレエ団やバレエ劇場でのお仕事も人気です。バレエ経験がある方が有利な職種もあります。
舞台芸術には欠かせない劇場で働けるので、手応えを感じることができます。バレエ団専門の事務仕事などの求人もあるので、ぜひチェックしてください。
両立
バレリーナを諦めきれない、バレエを続けたいけど経済的に苦しい。そんな時は、両立するという手もあります。
バレエショップでのアルバイトでは、未経験でも教わりながら働ける場所も探せばあります。未経験の場合は「働きたい」という気持ちを相手側にしっかり届けることが大切。バレエを活かしながら働けるだけでなく、夢を諦めずに挑戦することができますが
体力や精神的にはとても大変なこと。根気よく続けることができる方のみ、両立をおすすめします。
まとめ
バレエの世界は、他の職業などに比べると非常に厳しい世界になります。しかし、本当にバレリーナになりたいなら諦めずに限界まで挑戦してみることも、悪いことではありません。もし、バレリーナになれなかったとしても、バレエを活かせるお仕事がこんなにも沢山あると知って頂けたと思います。どんな形でもバレエに関わっていきたいという方は、本記事でご紹介した職業をチェックしてください。