バレエコンクールの費用は出演費だけではない!その内訳とは?

華麗な姿に思わず目を奪われてしまうバレエ。習い事の中でも、常にトップ10に入る根強い人気を誇ります。バレエを習い始めると、高い費用が掛かるイメージがあるかもしれません。では、実際にどのくらいの費用が掛かるのか、その内訳などをご紹介します。

さらに、「将来はバレリーナになりたい」という方であれば、コンクールに挑戦していく必要があります。そこで、バレエのコンクールに掛かる費用についてもご紹介していきます。

これからバレエを始めようかと考えている方は、ぜひご参考ください。

バレエについて

バレエといえば、ストーリー・衣装・音楽など様々な面白みが詰まっています。

そんな舞台を鑑賞することも楽しいですが、バレリーナになりたいと憧れる方も多くいるかと思います。実はバレエを始めると、メリットが沢山あります。例えば、団体行動が多いので、小さい頃から協調性を身に付けることができます。また、柔軟性や筋力、姿勢改善などの身体的メリットもあります。

習い事の中でも比較的厳しい世界ではありますが、様々なスキルが身に付きます。そのため、小さいお子様にバレエを習わせる方が増えています。

では、バレエを始めるにあたって、まずはレッスンに必要な物を揃える必要があります。

バレエシューズ、タイツ、レオタード。この3点は必要最低限に用意する物になります。購入する場所によっては、3点を1万円以内で揃えることもできます。特に、小さいお子様に関しては、成長もあるので買い換えが必要。そのため、高い物を買わなくても大丈夫です。

次に、レッスン費になります。レッスン費は〝趣味で習うのか〟〝プロを目指すのか〟で変わります。趣味の場合は、カルチャーセンターや地元などにある教室に通っても、十分満足できます。入会金が5,000円前後、レッスン料は月7,000円程度が相場となります。

しかし、プロを目指す場合は、バレエ団が開いている教室などに通い、実力を身に付けていかなければいけません。その場合、入会金だけでも数万円ほど、レッスン料も月2万円ほど掛かる可能性があります。さらに、発表会に出演すると、出演費や衣装費など10万円前後の費用が発生します。

このように、バレエを本格的に習うとなると、年間に掛かる費用は高額になります。

もし、お子様がプロを目指すとなれば、ご両親の協力が大切です。最後までお子様をサポートできるのか、しっかり目途を付けてから習わせてあげてください。

バレエコンクールの目的とメリット

お子様にバレエを習わせてあげることができるとなれば、次にプロを目指す道を作ってあげる必要があります。プロの道といっても、本物のバレリーナが作り上げる舞台を鑑賞して刺激を与えてみる、海外に留学させる、体づくりをするなど方法は様々です。

その中でも重要になってくるのがコンクールの参加です。バレエが上達すれば、先生からコンクールに出ることを勧められるようになります。日本国内でも多数のバレエコンクールが開催されていますが、実力を積むために海外コンクールにも参加していきます。

コンクールによっては、入賞をすると留学をサポートしてもらえるなど、プロになる目標への第一歩を掴むことができます。しかし、何となく参加するような姿勢では、コンクールに出る意味がありません。そのため、コンクールに参加する際には、自分の目的をまずは定めてください。場数を踏みたい、留学に有利になるために受賞したい、などコンクールへ参加する目的を設定することで、意味のあるバレエコンクールへと変わります。

バレエコンクールの費用

では、バレエコンクールに出ることを決めた場合、どのくらいの費用が発生するのでしょうか。バレエコンクールに掛かる費用は、出演費だけではありません。出演費は主催するコンクールによりますが、大体1万円からになります。

次に、レッスン料ですが、通常のレッスン以外に振付や指導料が掛かることがあります。教室によってはお金が発生しないこともありますが、もし必要となれば数万円はかかるでしょう。

その他に、衣装代やシューズ代、音楽の制作料金なども掛かります。

また、国内もコンクールでも地方に行く場合は、交通費と宿泊費がかかります。海外であれば、さらに高い金額を用意しなければいけません。教室や参加するコンクールによって変わりますが、1回のコンクールに参加するだけでも、数十万円単位でお金が掛かります。

まとめ

レッスン費やコンクール費など、バレエを習い始めてからプロになるまでの費用は1,000万円を超える方も数多くいます。大変だと思いますが、プロのバレリーナになりたいというお子様の夢を潰さないように、支えてあげられるようにしましょう。コンクールに出ることがばかりが、プロへの近道ではありませんが、入賞すれば実績を残し、サポートしてもらえる可能性もあるので、参加していくべき。そのためにも、バレエに専念できるよう、経済的サポートをしてあげてください。

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