バレエ作品・役柄【金平糖のバリエーション】

金平糖のバリエーション

 

「くるみ割り人形」より第三幕

「くるみ割り人形」の終盤に登場する、金平糖の精の踊りです。お菓子の国の「女王」という設定の場合もあります。有名なチャイコフスキーのこの音楽の「音」をよく聴いてみてください。不思議な世界観と儚さそして甘さの漂うオーラで表現しましょう。金平糖の踊りは美しく甘すぎることない表現を目指すといいでしょう。かなり高度な表現力が求められます。一番最初のトゥ・シューズで歩いていくステップが象徴的ですね。ガラスの上を歩くように、踊りましょう。その後も細かい足のステップが多いので軽やかに、足先や足の甲を意識してください。決して派手にみえる動きはないですがアラベスクからアンデダンターン(内側からパッセで回る)や最後にアンデオールが入るなど回転の技量も必要です。ピンク色のチュチュにティアラをつけて可愛らしく誰もが憧れる踊りです。

レベル 柔軟性 回転力 表現力 ジャンプ力 衣装 長さ
 ★★☆ ★☆☆ ★★★ ★★★★ ★☆☆ チュチュ 約2分半

関連記事

  1. バレエ作品・役柄【オーロラ姫のバリエーション】

  2. バレエ音楽曲目リスト

  3. くるみ割り人形【松山バレエ団】