バレエ衣装はレンタル・オーダーメイドどっちにするべき?

バレエ鑑賞といえばストーリーを楽しめるだけでなく、ダンサーの迫力ある動きや舞台セットなど、魅了される部分が様々あります。なかでも、美しく、華やかな衣装に注目される方も多いのではないでしょうか。それぐらい、バレエにおいて重要な役割がある「衣装」。

今回はバレエ衣装について詳しく解説します。さらに、バレエをされている方必見!

衣装選びの参考になる情報やレンタルについてもご紹介します。

衣装選びのポイント

舞台衣装は華やかで美しいだけでなく、演じる人の役柄を理解するための役割もあります。

また、晴れ舞台なため、せっかくならとびっきり美しい衣装を着たくありませんか?

では、バレエにおいて、衣装はどのように選べばいいのかポイントをご紹介します。

まず、あなたが踊るキャラクターや演目に合わせることが最も重要になります。

バレエ衣装は1つの表現法でもあるため、演目に合わせてカラーや種類を選び着用されています。また、コンクールの大会の場合は、審査にも少なからず影響する可能性があります。

そのため、役柄に合った衣装を選ぶようにしましょう。

オリジナルの振付や作品の場合もあると思います。そのような時は、どのように見られたいか、足先を細やかに演出したいかなどをもとに、振付がより深く表現できるものを選んでみてはいかがでしょうか。作品や振付の邪魔をしていないかが、重要なポイントになります。

ここで、バレエ衣装の代表的な種類をお伝えします。

クラシックチュチュ

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」といえば3大バレエ音楽。

そんな代表作品で使われている衣装が、〝クラシックチュチュ〟です。

最もポピュラーであり、バレエ衣装でぱっと思い浮かびやすい形になっています。

スカート丈が短く、円盤状になっているのが特徴。そのため、腰の位置から足先までしっかり見えます。

ロマンティックチュチュ

妖精や精霊など、人間役以外の時に使われる衣装が〝ロマンティックチュチュ〟です。

キャラクターの印象をより効果的にみせる、ふんわりしたスカートが特徴。

スカート丈が長く、ジャンプした際にはまるで妖精のように、重力を感じさせない浮遊感を演出できます。複数で演じるときに使われることが多いです。

ロマンティックチュチュの衣装を着用したダンサーが、大人数が並ぶと、とても美しく動きや舞台が映えます。

オペラチュチュ

明るく楽しい「くるみ割り人形」のキャンディ・ボンボンの踊りの時や、「シンデレラ」の演目で使われる衣装が〝オペラチュチュ〟です。クラシックチュチュとロマンティックチュチュの中間丈の長さが特徴になります。

バレエ衣装はチュチュのイメージが強いですが、そのほかにもキャラクターや動物に扮した衣装や民族衣装などもあります。舞台の世界観を一層理解してもらうためには、チュチュ以外の衣装が用いられることが多々あります。

バレエ衣装の価格とレンタルについて

バレエの発表会に出演するとなると、出演数や会場によって異なりますが、発表会費は大体7万円が相場となります。さらに、月々のレッスンや映像代金なども発生する可能性があります。そこに、衣装代となると、1回の発表会で約10万円の費用が掛かります。

自分の魅力や作品の世界観を強めるために、オーダーメイドを考える方も多いのではないでしょうか。特にコンクールの大会となれば、衣装は重要な物になります。

ただし、購入となれば、10万円が標準金額になるため、出演費のことも考えると、簡単には手が出せないかもしれません。

そのような時は、レンタル衣装という手もあります。レンタルショップでも種類が豊富なため、作品や役柄にマッチした衣装を探し出すことができます。さらには、購入よりも安く手に入れることができるので、とてもおとくです。

ただし、レンタルの場合、大手会社で注文してしまうと、衣装がかぶってしまう可能性があります。そのため、レンタル店の検索は、幅広く調べることをおすすめします。

衣装買取とは?

1度しか着ることのないバレエ衣装。オーダーメイドの場合、せっかく高いお金を払いますが、その後の使い道に迷ってしまう方もいませんか?実は、バレエ用品を買い取ってくれるお店があります。購入から1年以内や使用状況がよければ高額での買取も期待できるかもしれません。衣装選びの際に、費用面が気がかりな方は、「買取がある」ということを心に留めておくと決心しやすくなるかもしれません。ぜひ、参考程度に!

まとめ

せっかくの晴れ舞台なら、オーダーメイドを好む方も多いでしょう。

型を取るため、自分にフィットした衣装を着ることができます。

さらには、曲や役に合わせてデザインも相談できるので、高いお金を払う価値はあります。

レンタル衣装は種類豊富で、安い価格で着ることができるところが大きなメリットになります。オーダーメイドは高額であり、さらに1回の発表会のみでしか着用しないため、

レンタルの方がおとくに感じるかもしれません。

それぞれ、メリット・デメリットありますが、やはり作品や役に合った衣装であるかが重要になります。最近ではレンタル衣装を利用する方も増えているので、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

レンタル・オーダーメイドどちらにしろ、まずは作品を理解すること。そして、本記事を参考にし、先生に相談しながら自分にあった衣装を選ぶことが大切です。

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