バレエの穴あきタイツはどんな場面で使用するの?理由と併せてご紹介!

バレエタイツの種類の中に足裏部分に穴があいているタイツがあります。どういう場面で使用するのか、バレエのタイツの種類と一緒にご紹介します。

バレエタイツの種類

バレエのタイツは2種類あります。

フータータイプ

最もスタンダードなバレエタイツで、つま先まで隠れるデザインです。かかとまで覆われていることで足裏と地面の感触が伝わりやすく、踊りやすいため初心者の方でもプロの方でも多く使われています。素材次第では伝線が入りにくく長持ちするものも多く販売されているので、バレエを始めたばかりの方はフータータイプのタイツを購入しましょう。

コンバーチブルタイプ

足裏部分に穴があいているデザインのタイツです。常用使いをするタイツではないためにバレエを始めたての方にはあまり知られていません。

使用する場面

トウシューズを履いて練習をするようになった際に着用します。

穴があいている理由

トウシューズを履いて練習をすると爪先にマメができてしまうことがあり、穴があいていればタイツを脱がなくても良くなります。テーピングや絆創膏をしていてもケアがしやすいため、トウシューズの練習を始めた方にお勧めです。

 また、トウパッドの種類によっては直接肌につけるものもあるためタイツに穴が開いている方が便利という理由もあります。

普通のタイツとどこが違うのか

普段、日常に使用しているタイツはあくまでファッションの観点から作られている物です。そのためバレエのように激しい動きには向いていません。

バレエ用タイツは摩擦に耐えられて、強い伸縮性を持つ構造になっています。バレエシューズやトウシューズでのレッスンではシューズの中で摩擦が起きています。通常のタイツではバレエ独自の摩擦に耐えられません。

さらにバレエは膝を酷使するため、伸縮性がないと上手く曲げることができません。バレエの繊細な踊りに向いていないタイツを履き続けていると変な癖がついてしまう可能性もあります。

バレエ専用のタイツは履き続ければ足にもよく馴染み、動きやすさを感じてくるものです。素足のような自由な動きを求められるため、バレエを踊る際には専用のタイツを着用することが大切です。

バレエタイツのお勧めブランド

バレエの専用タイツはお値段が張るものが多いです。ですが激しい動きに耐えられる、自分の足に合ったタイツを吟味しなければいけません。

そこでバレエタイツを購入する際にお勧めしたいブランドをご紹介します。

marty(マーティ)

大阪と東京、横浜に6店舗を構えるバレエ・ダンス用品専門店です。近くに店舗がない地域の方でも通販サイトで購入できます。フータータイプもコンバーチブルタイプも販売されており、縫製は日本国内で行っているオリジナルタイツです。バレエ専門店ながらの使いやすいベーシックなカラーの商品が多く、なめらかでフィット感があることから人気のあるブランドです。

Chacott(チャコット)

バレエ用品店としての知名度はかなり高く、全国に店舗を構えている大手老舗店です。長年の実績から使用している方も多く商品も豊富です。シーズン毎に使い分けられるように通気性の良いものや保温性に優れたものなど商品の展開も広く、長く使用できるという特徴もあります。

シルビア

東京、大阪などに数店舗を構えるバレエ用品専門店です。ニューシルキーシリーズというタイツは履き心地の良さを最優先に作られたバレエをするのにぴったりなタイツ。生地の柔らかさやズリ落ちしてこないフィット感などから使用者が年々増加し続けています。5本指タイプなども販売されているため、自分にぴったりなタイツが見つかります。

バレエタイツの選び方

選ぶときに注意するポイントは「耐久性」と「フィット感」です。

一番消耗するバレエアイテムでもありますので、伝線しにくい丈夫なものを選ぶことがポイントです。お値段が気になるところですが、品質の良いものは使用できる期間も長くなります。上記で紹介しているブランドなら品質が良く、手頃な金額のものも多くありますので参考にしてみて下さい。

そしてフィット感は何よりも重要なポイントです。

足を酷使するバレエにおいて踊り辛さを感じるものを身に着けていては上達しません。伸縮性が良く、足に馴染むタイツを選ぶことが大切です。質感によってはチクチクとした感触があり、履き心地の悪いものがあるのでなめらかな肌触りのものを選び、ストレスなくバレエに打ち込めるタイツを選びましょう。

お気に入りのタイツを見つけよう!

バレエの美しさを表現するためには、自分の足にぴったりフィットしたお気に入りのタイツを見つけることが重要です。とにかく足が美しく見えることで踊りが大きく変わってきますので、バレエにおいてタイツは重要なものです。バレエ教室によっては色の指定などもありますが、足の動きや筋肉の動きがよく分かるように薄いピンクの色合いが好まれます。幼少期は白色に人気があり、お気に入りのタイツを着用して楽しくバレエを踊りましょう!

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