バレエ作品・役柄【ドルシネア姫のバリエーション】

ドルシネア姫のバリエーション

「ドン・キホーテ」第二幕より
バレエ「ドン・キホーテ」は、書斎で物語を読みふけってしまうドンキホーテが、現実と空想の境目がわからなくなり、物語に登場した理想の女性「ドルシネア姫」を求めて旅をする所から始まります。ドンキホーテは、現実の世界で出会ったキトリ(物語の主人公)をドルシネア姫と思い込んでしまいます。このバリエーションは、第二幕でドンキホーテがみている夢のシーンの中で登場します。ドンキホーテはドルシネア姫をキトリと重ね合わせているので、この役はキトリを演じているプリマが第二幕でドルシネア姫として演じます。キトリとは正反対のお姫様の柔らかいキャラクターの踊りなので、プリマは強いキトリと柔らかいドルシネア姫の両方を演じ分けて踊る必要があります。このバリエーションは大きな見せ場はないのですが、その分退屈させないように、しっかりとした基礎力や足さばき、表現力が求められるバリエーションです。
レベル 柔軟性 回転力 表現力 ジャンプ力 衣装 長さ
 ★★☆ ★☆☆ ☆☆☆ ★★☆ ☆☆☆ チュチュ 約2分

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