バレエ初心者にはピルエットは難しい?目が回らないように回転するには

くるくると華麗に回転するバレリーナに憧れてバレエを始めたという方もいるのではないでしょうか?くるくると回転するピルエットという技は見ている限り、あまり難しそうに見えませんよね。しかし、実際にバレエを始めてピルエットにしてみると目が回ったり、綺麗に回ることができなかったりと初心者の方にとってはすごく難しいものです。

そこで今回は初心者の方に向けてピルエットに関するお悩みを解決していきます!

ピルエットで目が回ってしまう原因とは

ピルエットに挑戦してみると目が回ってしまって上手くできないという方も多いのではないでしょうか。そもそもなぜ回転することで目が回ってしまうのかご説明します。

目が回ってしまう原因は三半規管にあります。三半規管とは耳の奥の内耳にある水平・平衡・回転速度を感知する気管です。

ピルエットで回転をして頭が動いてしまうことによって三半規管の一部を満たしているリンパ液が揺れます。それによって「回転している」ということを感知します。三半規管で完治された回転情報は神経へと伝わり脳幹や小脳へと伝達され、脳が興奮することによって眼振が起きます。この状態がいわゆる目が回っている状態となります。

ピルエットで目が回らないようにするには?

それではピルエットで目が回らないようにする方法はあるのでしょうか?

実は体の回転と同時に顔がついていかないように回ると目が回らないのです。「顔を残す」とか「顔をきる」と表現されることが多いです。

具体的に言うと、回転するときに一つの視点を定めて、身体を回転させながらぎりぎりまでその点を見続け、最後に一気に頭を回してその点を見るようにします。顔を残す時に頭が傾かないようにすることがポイントです。

顔を残すことで、目が回りにくくなる上に、キレもよくなり見栄えも良くなります。

ピルエットの練習法

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ではピルエットを実際に練習してみましょう。ピルエットを効果的に練習するのに大切なことは1回転をまずは安定して回れるようにすることが大事です。特に初心者の方にとって1回転をきちんと回ることは、大変でしょう。時間にするとほんの1秒くらいですが、その間しっかりと片足のつま先立ちで立っていなければいけません。

初心者であればグラグラしてしまうのが普通でしょう。それは360度を回っても一切ぶれないように体の軸をしっかりと立てていないといけないからです。

ピルエットを練習するにはもっと小さい角度で回ることからマスターしていきましょう!

●4分の1回転

いきなり360度を回るのは難しいので、最初は4分の1回転(90度)から挑戦をしてみましょう。つまり真横まで回るということです。

真っ直ぐ正面に立つだけでなく回転軸を付けていく意識を持ちましょう。軸足に乗って、ボディも軸足側の右・左半身を立てる練習をします。

●2分の1回転

4分の1回転ができるようになってきたら、次は倍の2分の1回転(90度)を練習してみましょう。2分の1回転は真後ろまで回るということになります。

4分の1回転よりも長い時間真っ直ぐに立てていないと、真後ろまで到着するのは難しいです。上げたパッセの足を回りきるまで落とさないように心がけましょう。

●1回転

片足でつま先立ちして回ること自体に慣れてきたらいよいよ1回転の練習をしてみましょう。バレリーナは一瞬で回っているように見えるので、一見するとあまり難しそうに見えません。しかし、実際に1回転をしてみると簡単なことではないのが分かります。

ピルエットができるようになるためのコツ

ピルエットの練習をしているけどなかなか上手くいかないという方は今からご紹介するポイントを意識してみて下さい。

●パッセの形を意識しよう

ピルエットは基本となるパッセの形ができてなければうまく回ることができません。

まずは、ルティレした足の開きがとても重要となります。膝がしっかり開いていないと回転に勢いがつかないためです。右足のピルエットではルティレするのは右足です。右足を回る方向にしっかりと開くことで自然に体が右に回転していきます。

ルルベの時点で決めた正しいパッセの形を回転が終わるまで続けることが重要であり、同じ体勢をキープして反動をつけることで慣性が生まれて綺麗なターンへと繋がります。

●手の使い方

手の使い方はピルエットの反動に大きく影響します。

右回転のポールドブラは右手がアンナバンで左手がアラスゴンドの形からスタートします。アンナバンにしていた右手をアラスゴンドの位置までもっていきます。そしてアラスゴンドにした右手に左手を素早く引き寄せましょう。

この時、引っ張って離すと勢いよく縮むゴムをイメージすることがオススメです。右手のアラスゴンドでしっかりゴムを引っ張り、それに引っ張られるように左手を持っていきましょう。

またピルエットをしている最中は手の形を崩さないことも重要です。回転数が増えてくると勢いに負けて手が縮こまってしまうことがよくあります。手は大きな円を描くアンナバンを崩さないように注意しましょう。

まとめ

ピルエットで目が回らないようにするには「顔を残す」ことに意識をして挑戦してみましょう。また、なかなか上手く回転ができないといった方の場合は、初めから1回転の練習をするのではなく小さい角度の練習から始め、徐々に角度を大きくしていくことがポイントです。ピルエットは感覚を掴むことが大事ですので、焦らず練習を重ねていきましょう!

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