バレリーナの美しい体型になるために必要な体型維持方法とは?

プロのバレリーナの体型は女性なら誰しもが憧れるような美しい体型。

ただ細いだけでなく、踊るために必要な筋肉と骨を鍛え、太りにくい身体になるために身体を調整していかなければいけません。ちょっとしたダイエット、なんていうわけにはいかず体を作り上げるためには一体どんなことをしているのか。

今回はバレリーナたちの体型維持にはどんなことをしているのかご紹介します。

バレリーナの理想とされる体型は?

バレエは想像しているものよりも激しい競技です。バレリーナのイメージは細く、すらっとしているかと思いますがただ細くあればいいだけではありません。バレエの踊りに全身が耐えられるだけの筋肉が必要で、尚且つ美しく見えるためにはくびれたウエスト、太ももなどは細く見えるようにしなければいけません。

舞台上の美しさや優雅さはレッスンになると体の内側も鍛えながら筋肉自体も鍛えあげ、厳しい体重の管理や身体の調整と戦っています。

女性は160cm以上が理想とされている身長で、新国立劇場バレエ団では女性で163cm以上と規定があります。あくまで理想なため、160㎝を下回ったり上回ったりしても活躍するバレリーナはたくさんいますが、制限がある大会やコンクールもあります。

男性パートナーと踊る演技の場合には、持ち上げやすい体重になるためにも節制をしなければいけなかったり、体重の規定があります。股下の長さにも制限があったりと、メリハリのある身体づくりを心掛けていかなければいけません。理想の体型を作るためには、規則正しい生活を送る必要があります。

美しい理想体型を維持するためには!

①食事制限は不要な栄養素だけを制限する

過度な制限は必要なエネルギーまで取れなくしてしまいます。

最近では糖質オフダイエットや炭水化物を抜いたダイエットが流行っていますが、バレリーナたちにとって糖質やタンパク質、炭水化物は必須な栄養素。もちろん摂りすぎはNGですが、全く取らないのはバレリーナの美しく引き締まった身体づくりには問題があります。

タンパク質には筋肉を作る成分、糖質はエネルギー源となります。 必要な分だけを摂取し、摂りすぎてしまうとかえって脂肪となってしまうため、夜には炭水化物を控えめにするなどの制限は必要です。

②前日の疲労を残さない

プロ意識の高いバレリーナほど、湯船に浸かってお風呂に入る人が多いです。

シャワーだけでは身体の血行促進には効果があまりなく、身体の中から温まることで疲労回復に繋がります。温度の高すぎるお風呂は一見暖まっているように感じますが、身体の表面しか暖められていません。38℃~39℃のお風呂でゆっくり暖まることで代謝が良くなり、質の良い睡眠へと繋がります。

睡眠は筋肉が回復する大事な時間です。足先や指先の冷えは不眠を招ぎ、就寝間際のスマホやパソコンのブルーライトは交感神経を活発にさせてしまいます。睡眠不足はストレスに繋がり、暴飲暴食や精神の安定を妨げてしまう可能性を秘めています。

その日の疲れを落とし、また明日からも元気に過ごせるように質の良い睡眠を心がけましょう。

③ストレッチや些細な動きを気を付ける

バレリーナたちは幼少期からバレエに必要な姿勢を矯正していきます。立ち居振る舞いが美しく見えるように背筋をピンと伸ばし、柔軟を怠りません。何気ないちょっとした動作も腹筋に力をいれて動くことで必要な筋肉が鍛えられていきます。

バレエは激しい動きを両足で支えて踊るために、足の筋肉がかなり必要になってきます。そのためにも足を痛めない動作を日常生活に取り入れ、また毎日のストレッチや柔軟を欠かさないようにしているのです。

バレエだけでなく、 お風呂上りや寝る前にちょっとしたストレッチや柔軟を取り入れるだけで身体に残っている疲れや凝りが解れ、翌日のお化粧乗りや肌艶、さらにはダイエットなどにも繋がってきます。

健康的が美しい体型に繋がる

激しい動きについていくための筋肉は残したまま体重を落としていくバレリーナたち。

かといって厳しい食事制限やレッスン後の無理な運動などはストレスに繋がってしまい、結果的に美しい踊りから遠ざかってしまいます。必要な栄養を摂取するために栄養学の知識や、筋肉の知識を学ぶバレリーナも少なくありません。

女性の憧れでもあるバレエの世界は、爪先1つの動きにまで繊細さや美しさをこだわりながら踊り続けていきます。バレエをしていなくてもバレリーナたちの体型維持方法は参考になるかと思います。

無理な食事制限はせずに必要な栄養をしっかり摂取し、多少の運動で汗を流してからお風呂に浸かって、柔軟やストレッチをしてからぐっすり眠ることで健康的な美しい体型へと変わっていきます。

もちろん大人のバレエ教室も近年では流行しており、ダイエットや運動不足解消のために通う方も多く見られます。何歳からでも始められるバレエを、この機会に初めて見てはいかがでしょう。

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